11.19
Tue
キャラについて、白さんの続きはひとまず置いておいて
その4)ミヨシくんの話です。

“最後の抒情詩人”三好達治の詩は、ちゃんと読む前は教科書に載るような、お手本のような詩。という印象でした。
あまりにぴたっと完璧で隙がなくて、それゆえにするっと過ぎてしまうというか…。
しかし詩人の人生や時代背景も調べたうえで改めて読むと、
過剰な感傷も自嘲も綺麗に整えた上でしか表現に浮かび上がらせない姿勢そのものとか、
投げやりなところと折り目正しさのバランスとか、興味深くて
まとめて読んで新たな発見があった人です。
私は、どちらかといえば戦後の詩の方が、端然としながらもかくっと脇息にもたれてる感じがして好きです。
縁側でほう…と肩を落として笑い泣きしてるような、その背中、という絵が浮かびます。
「落葉つきて」「砂の錨」「日まはり」(『花筐』の中の)などのわかりやすく寂しいのが好きです。

そしてミヨシくん、和服以外考えられないだろと思うんですが…
いや和服のときもあります、2話冒頭でなにげに…寝間着ですけど…
131118.jpg
ただ服装については、朔もやっている相手によってのモードチェンジが関わっているのでまたいずれ。
それにしても彼は描く時に非常にすんなりと楽に描けるのでありがたいです。
(うまく描けず時間がかかって困るのが白さんです)
朔の「妹」の件についてもまたいずれ…。

なお、上の場面、朔の写真を飾っているのは
部屋に朔太郎の大きな写真を飾っていたことからです…
朔太郎と三好の、どこか一方通行な関係性も面白く感じているため朔&ミヨシの場面は多くなっています。

そして全くの、本当に全くの余談ですが、こちらから感想を送ってくださった方々ありがとうございます、ちゃんと届いています!
http://afternoon.moae.jp/lineup/313
個別にお返事できず恐縮ですが、この、色んな方向に不安な物語を描き進めていく勇気とさせていただいております、
ありがとうございます今後ともよろしくお願い申し上げます。
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