06.26
Thu
10話「遠い旅・三」掲載アフタヌーン8月号本日発売です。
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よろしくお願いします!
前回からギアチェンジしてると書きましたが…
2速に入ってる感が伝わるかなあ?という回です。

内容についてはまた後日、
いくつか書きたいことがあります。

以下は本編とは全く関係ない、8話の後ぐらいに描いてあったプチ番外編です。
自分で描きながら似てる…と思っていたようです。
本編の息抜きにでも…

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06.21
Sat
後日といいつつギリギリになってしまいました、明日
6/22(日)14:00から 石川四高記念文化交流館 多目的利用室1
(石川近代文学館のある建物です)にて
朗読会「室生犀星と□街の仲間たち」が催されます。
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こちらにチラシ画像がありました

作中に出てくる詩や、犀星の朔太郎伝記などが朗読されます。
朗読会参加の方にはちょっとしたプレゼント?もあると思いますので
お近くの方、予定のお決まりでない方、よろしければぜひどうぞ!

毎回言っていますが
私もいきたかったです……。

朗読といえば、朔太郎、白秋、犀星たちは自作の朗読音源が残っています。
自分もコロムビアの「文化を聴く」を作業時に時々流しています、
与謝野晶子のところで毎回眠気が覚めます。
朔太郎の投げやりな朗読(最後の方とか明らかに息切れして舌ももつれてる…)に…
白秋の「あっ歌なんだ」となったり音楽性を強く感じる朗読に、
犀星の容姿から想像していた通りの声だったり
虚子さまのありがたい俳句講座も収録されています。
あとやっぱり短歌は文字で読むのと全く違いますよね…
茂吉の朗読がすごい好きです。語尾のどん!って感じが。
もっと作者自身の朗読が残されていたらな〜と思います。
朗読が見事だったことで知られる中也とか、聞いてみたかったですよね…
06.11
Wed
以前担当さんからTwitterにて説明がありましたが
「月に吠えらんねえ」内での詩歌俳句作品の利用方法について気をつけていることをまとめておきます。

月吠は詩歌俳句作品を多く利用し組み込んでいる漫画です。
そのため、法律、校閲面で検討を重ね、表記方法を試行錯誤してきました。

まず、漫画内で詩を利用することーこれは、引用と言った方が通りが良いですし、
ここでも時々引用という語を使ってきましたが…
エンターテインメント目的の創作物で他著作物を使用するのは
「引用」にはあたらないため、「利用」が正しいそうです。
そのため、著作権保護期間中の作品を利用する場合は許諾が必要となります。
ブログで文章を引いてくる場合は利用方法を守っている限りは「引用」にあたるようなのですが、
当ブログでは念のため、基本的には著作権保護期間中の文章は引用せず、
内容をまとめて自分の言葉で記載/出典を記す ようにしています。

話を戻しまして、
月吠に作品を利用させていただいている作家のほとんどが著作権保護期間は終了していますが、
その作品をどのように扱っても良いというわけではなく、
著作人格権を侵害する行為(作品の悪質な改変など)は禁じられています。

そこで、改変を防ぐ為に、

・ルビは原本に付してあるもののみで追加はしない

ことにしています。

それでいうと、行分け(どこで改行するか)も
特に詩では重要な作品表現ですから、本当ならばそのまま再現しなければいけないところです。
しかし漫画のコマに収めるためには、なおかつ判読できる文字の大きさを維持するためには、
どうしても本来改行されていないところで改行しなければならなくなります。
検討の結果、改行については悪質な改変にはあたらないだろうということになり、

・なるべく原本を損なわないような位置で改行する

ようにしています。

一方で、読みやすさのために

・旧字体は基本的に新字に改めています。

ただ、例えば9話の「鐵筋コンクリート」は「鉄筋コンクリート」では=蟲とはならなかったかもしれず、
(初出だと「蟲」は「虫」だったのですが、「てっきん」は「鐵筋」だったので)
「鐵」の字である必要があるだろうと考えました。
あと、雰囲気でどうしても旧字が良い!という時も旧字にしてもらっています。

・利用する作品は、基本的には作品集収録の初版の状態を選んでいます

作者自身が後に改稿していることも多く、
どの状態が完成品なのか?というのは難しい問題です。
ここは雑誌の初出形でいきたい、という場合などはそのように出典表記するようにします。

ここまでは、現在詩集等(例えば「萩原朔太郎詩集」などとして)を出版する際も大体同様の方針だと思われます。


その他に、法的なことを抜きにしても詩歌俳句作品に触れるきっかけになればという願いがあるため、

・出典は該当箇所の近辺に記載する
・作品利用部分の書体を通常書体と変える


ということをしています。

書体については雑誌掲載時にはそうなっていなくて、作品利用部分と地の部分がわかりにくかったため、
単行本化の際に表記方法を見直し、そのようになりました。
出典表記も、当初は収録作品集名だけでしたが、現在は

・詩の場合は「作品タイトル」作者名『収録作品集名』
・短歌、俳句の場合はタイトルが無いため、作者名『収録作品集名』


に統一しています。
前述の通り初出形などイレギュラーなもの、差別用語的なことなどで追記が加わることもあります。

パブリックドメインとなっている作品に対して逐次出典表記する
義務があるかどうかはなんともいえませんが、
月吠の場合は近代文学作品群があってこその漫画ですから、できるかぎり厳密にしようと考えています。

ひとまず以上の表記方法で落ち着いています。
しかし、ルビについては…難しい字には付したいとも思うのですが、
元作品に付してあるルビと、
こちらの判断で付けるルビ(読みが作者の意図とは違う可能性がある)を、
文字が小さいだけに表示分けするのが難しく…うまい方法があればいいのですが。
現状では、改変を防ぐために付け加えないことを優先しています。

以上、現時点での表記方法についてのまとめでした。

関係ありませんが
雨ですね……
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