11.25
Mon
本日25日、アフタヌーン1月号発売です。
「月に吠えらんねえ」3話掲載されています。よろしくお願いしますーー!
3話も63pあります。へろへろになりました……
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そうそう、そして、アフタヌーンは今月号から電子書籍配信されています。
雑誌はかさばるから…と敬遠していた方もぜひ!!
http://afternoon.moae.jp/news/656

1,2話は以前書いた通り結構ネーム修正をしたんですが、
3話はほとんど書いた当時のままで、1、2話よりも思いついた当初の原始的な状態が残っています。
最後の柱にもあるとおり、ここまでで序章?出だし?は終わり、次の4話はだいぶ雰囲気が変わります。
そうそう、柱とか扉とかのアオリ文とかキャラ紹介とかって、私も雑誌を読むまで何が書かれているのかわからないんですが、毎回ひそかに楽しみにしています。
これこそ雑誌掲載時でしか読めないものですね。

雑誌掲載時…で思い出しました。
3話一番最後の「内部に居る人が畸形な病人に見える理由」を『ARS』初出のものか『月に吠える』収録時のものかで迷って、
初出の「それをそんなに怪異がるならば、おそらく馬鹿氣きつた説明をやりますが、」の所は好きなんですが
最後の「もちろん、」以下は月に吠える版の方がばしっと決まってるので
結局月に吠える収録のものにしたんですけれど
最後で朔は「ARS」を読んでいてそこも実際ARSに掲載されたものではなく月に吠える収録のものになっているので
こういう真似は朔太郎伝記的なものだったら絶対できないよなあというか
何を書いてるかわからなくなりましたが、つまり、ええ、まとめると、
雑誌掲載状態と単行本収録時の違いを見比べると面白いよねということでどうでしょう。

あ、あとそう、この「内部に居る人が〜」単品で見ると異様な詩ですが(白秋あての手紙での図解も良いですよね)、
「ARS」誌面では、犀星「罪業」「別離」大手拓次「夜会」山村暮鳥「囈語」「私は分析する」「その皮を剥がして」、ときて
「内部に居る人が〜」と並んでいるので全然浮いていないというか綺麗な流れが出来ています。
前の方には巻頭は鴎外で次に光太郎、そして晶子の「君のみが戀人なりとわれ云はる長き懺悔を聞けるしるしに」と鉄幹とのドロドロの歌が並んでいたりして
それぞれの作家の作品集で読むのと雑誌で読むのとでは印象が変わって面白いので
当時の雑誌をなるべく集めようなんてしてるもんだから本棚がいくつあっても足りません……
11.19
Tue
キャラについて、白さんの続きはひとまず置いておいて
その4)ミヨシくんの話です。

“最後の抒情詩人”三好達治の詩は、ちゃんと読む前は教科書に載るような、お手本のような詩。という印象でした。
あまりにぴたっと完璧で隙がなくて、それゆえにするっと過ぎてしまうというか…。
しかし詩人の人生や時代背景も調べたうえで改めて読むと、
過剰な感傷も自嘲も綺麗に整えた上でしか表現に浮かび上がらせない姿勢そのものとか、
投げやりなところと折り目正しさのバランスとか、興味深くて
まとめて読んで新たな発見があった人です。
私は、どちらかといえば戦後の詩の方が、端然としながらもかくっと脇息にもたれてる感じがして好きです。
縁側でほう…と肩を落として笑い泣きしてるような、その背中、という絵が浮かびます。
「落葉つきて」「砂の錨」「日まはり」(『花筐』の中の)などのわかりやすく寂しいのが好きです。

そしてミヨシくん、和服以外考えられないだろと思うんですが…
いや和服のときもあります、2話冒頭でなにげに…寝間着ですけど…
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ただ服装については、朔もやっている相手によってのモードチェンジが関わっているのでまたいずれ。
それにしても彼は描く時に非常にすんなりと楽に描けるのでありがたいです。
(うまく描けず時間がかかって困るのが白さんです)
朔の「妹」の件についてもまたいずれ…。

なお、上の場面、朔の写真を飾っているのは
部屋に朔太郎の大きな写真を飾っていたことからです…
朔太郎と三好の、どこか一方通行な関係性も面白く感じているため朔&ミヨシの場面は多くなっています。

そして全くの、本当に全くの余談ですが、こちらから感想を送ってくださった方々ありがとうございます、ちゃんと届いています!
http://afternoon.moae.jp/lineup/313
個別にお返事できず恐縮ですが、この、色んな方向に不安な物語を描き進めていく勇気とさせていただいております、
ありがとうございます今後ともよろしくお願い申し上げます。
11.14
Thu
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今のところ白さんと朔が喫煙シーンが出ています。健康第一犀は禁煙中。

二人が吸っているのはともに「敷島」(1話より)
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愛煙家で有名?な白秋氏は
「煙草は非常に分量が多いので、強いものはいけない、
で敷島を一日に二十箱は吸ふ。」
ーーー「名士と食物」『白秋全集38』岩波書店 より
とのことで
無関係な白さんも一日二十箱は吸っています。
こちらもヘビースモーカー朔太郎氏は敷島→のちに朝日に移ったそうですが、
無関係な朔は敷島のままです。
しかし…
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そういうわけで
作中では微妙に皺が寄っているだけの状態になっています…(2話より/吸い殻ゆえの短さ)
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そのうち皺もなくなるかもしれません

なんというかなんというかな話でした…
11.12
Tue
アフタヌーン公式サイトにて、「月に吠えらんねえ」第一話の試し読みが配信開始されました。

http://www.moae.jp/comic/tsukihoe/1

どうぞ読んでみてください〜!
おおおともだちにこんなのあるよとお知らせとかしてくれると嬉しいなって思います

そして、Twitterで担当氏もお知らせしていますが、単行本1巻の発売は来春を予定しています。
昨今の漫画としては発売時期が遅いんですが、これは毎月のスケジュールがギリギリすぎて
単行本作業をする時間がないというなんともはやな理由でして…
ただ、予定はあくまで予定で、何かの都合で単行本出ないなんてことだってこのご時勢この内容
あるかもしれませんし、
もし無事発行の運びとなっても、単行本と連載とで進行状況にかなり差がある状態が最後まで続くと思います。
そしてこの漫画、ぜひリアルタイムで次どうなるんだろう感を味わってほしいなあというのもあります。

そういうわけなので、是非ともアフタヌーン本誌で、毎月おつきあいいただけたらなあ…と希う次第です。
アフタヌーン、たっくさん面白い漫画が載っていますので!!
今なら1話は上の試し読みで、続きの2話は発売中のアフタヌーン12月号で読めて、読めない回がありませんので!
どうぞどうぞよろしくお願い申し上げます。

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開きが逆なのは気づかない方向で…

11.01
Fri
本日11月1日は萩原朔太郎氏の誕生日。無関係な朔くんも誕生日です。
一方11月1〜3日、柳川では白秋祭水上パレードが行われています。

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